熊本の重症心身障害児施設、知的障害者更生施設(通所)、医療型障害児入所施設、療養介護、生活介護、児童発達支援、放課後等デイサービス、相談支援、くまもと江津湖

社会福祉法人志友会 くまもと江津湖療育医療センター/通園センター

くまもと江津湖療育医療センターくまもと江津湖通園センター
〒862-0947 熊本市東区画図町重富575
TEL 096-370-0501 FAX 096-370-0503

開設25周年を迎えて
〜『えづこ未来プロジェクト』を推進しよう〜

くまもと江津湖療育医療センター 施設長 興梠ひで

当センターは、平成6年10月、重症心身障害児施設『江津湖療育園』として開設され、令和元年秋に開設25周年を迎えました。「養護学校を卒業する子ども達の通園の場を作ってほしい」というご家族の思いを実現するために、同時期に開設された知的障害者更生施設(通所)『江津湖療育園通園センター』とともに25年を歩んできました。

現在、これらに加えて、多機能事業所『えづこランド』、児童発達支援事業所『えづこホットクラブ』、相談支援事業所『えづこ相談支援センター』等の事業も展開しています。これら、5つの施設と事業所を拠点施設『くまもと江津湖療育医療センター』と総称し、これからの施設運営の指針として『えづこ未来プロジェクト』(表参照)を策定しました。ここで、これまでの経過をふりかえり、進捗状況を確認したいと思います。

  1. 『えづこ未来プロジェクト』を作ろうと思い立ったのは、平成28年秋でした。その理由は以下のとおりです。
    (1)重症心身障害児者を対象に事業を開始したが、障害を限定しないような流れになってきたこと。
    (2)施設入所と通園事業をサービスの中心に置いて事業を開始したが、在宅支援全般についてのサービス提供が求められるようになったこと。
    (3)障害福祉サービスの選択肢が増加し、利用者に選ばれる支援を提供しなければ生き残れなくなったこと。
  2. 平成29年12月、職員会議でキックオフ宣言をしました。キックオフ宣言の目的は、
    (1)センターがめざしていく方向性を共有する。
    (2)次の段階は、これからの支援の展開にこれらを実現するよう意識していく。
    (3)実際の支援に活かす準備をする。
  3. 具体的には、(1)【ミッション】に以下の2点を挙げました。
    @地域に根ざした総合的な療育機関をめざします。
    A医療と福祉の人材を育成し、専門性の高い支援を提供します。

    在宅利用者向けのサービスや人材育成の方法、地域との交流などについて検討し、『ボランティアだより』の作成や地域向け『健康づくり講座』の実施、人財育成プログラムなどを開始しました。(2)『バリュー』(職員の価値観、意識)の@に、『私達は、利用者の尊厳を守り、家族の思いを受けとめます』としました。平成31年2月23日に開催した第20回療育研究発表会の中で、利用者家族お二人にお話をして頂き、職員にはご家族の思いに触れる貴重な機会となりました。利用者を家族の中の大切な人として意識することは、その人の尊厳を尊重する第一歩となります。これからも、このような機会を作り、家族の思いに寄り添っていきたいと思います。A『私達は利用者の強みを活かし社会参加につなげるよう支援します。』利用者は、施設の中で支援されるだけの人ではなく、それぞれの強みを意識して社会参加ができるよう意識するようになりました。また、療養介護事業を利用されている方にも、重度訪問介護事業の移動支援が使えるようになり、これまで以上に社会参加がし易くなってきたので、その利用も推進しているところです。

    今や施設はずっと入所しておくところとは限らず、必要な人が、必要な時に、一時的に使うことも多くなってきています。そのような世の中のニードにあわせたサービスが展開できるよう、フットワークを軽くして対応していける施設で有り続けることが求められています。いずれの時代にあっても、必要としてくださる方に、「拠点施設『くまもと江津湖療育医療センター』があってよかった」と思って頂きたい。それが開設時からの変わらぬ思いです。次の25年に向かって、これからも、必要とされる方々、地域の医療・療育関係者の皆様に頼って頂ける施設を目指して参ります。
創立25周年記念感謝祭開会式
創立25周年記念パネル(全利用者共同作品)

えづこ未来プロジェクト

拠点施設『くまもと江津湖療育医療センター』
《ビジョン》(夢、志)

【障がいのある人が、楽しみ・役割・満足感を持って暮らす社会を目指します 】

《ミッション》(組織の使命)

【障がいのある人(子どもから大人まで)と家族が、安心して生活できるようライフステージに沿った支援を提供します】

  1. 地域に根ざした総合的な療育機関を目指します(地域におけるネットワーク作り(下欄参照))
  2. 医療と福祉の人材を育成し、専門性の高い支援を提供します
《バリュー》(職員の価値観、姿勢)

【私たちは、利用者本位の支援をします】

利用者本位:支援者の価値観・価値基準のもとで支援するのではなく、利用者の立場・視点に立って支援すること

  1. 私達は、利用者の尊厳を守り、家族の想いを受け止めます
  2. 私達は、利用者の強みを生かし、社会参加につなげるよう支援します
  3. 私達は、職員間でオープンで正直なコミュニケーションを心がけ、チームとして連携し支援を提供します