熊本の重症心身障害児施設、知的障害者更生施設(通所)、医療型障害児入所施設、療養介護、生活介護、児童発達支援、放課後等デイサービス、相談支援、くまもと江津湖

社会福祉法人志友会 くまもと江津湖療育医療センター/通園センター

くまもと江津湖療育医療センターくまもと江津湖通園センター
〒862-0947 熊本市東区画図町重富575
TEL 096-370-0501 FAX 096-370-0503
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『あたりまえ』と思っていることを愛して・・・

くまもと江津湖通園センター施設長 玉垣 希望子

震災を体験して、『あたりまえ』の日常がどれだけ尊いものだったかを思い知らされています。震災直後、利用者様・ご家族・スタッフの安否確認をし、 事業所の片づけをし、再開の目途が立たず目の前のことに追われていた時・・・どうしても日中に過ごす場所を確保しなければならない利用者様だけを、 何とかお受け入れしました。エレベーターは使えませんので2階まで抱えて上がり、水も食料もないので水筒弁当持参で、皆さん大変な思いをして通って来られました。 利用者様やご家族と再会し(2〜3日会わなかっただけですが)、とても懐かしく安心したのを覚えています。スタッフも被災した中から勤務し皆疲れていましたが、 利用者様の笑顔に会い、テーマソングを歌いカラオケやゲームで遊びだすと、いつもの支援者の顔に戻ってとても良い表情をしていました。『支えていると思っていたのが、実は支えられている』そんな思いを改めてしたところでした。


日々の営みの中で、『楽しみ』『役割』『豊かな人間関係』『満足感』を肥やしていくことで『人生の質』が上がると考え活動してきました。今もそのことは変わらず、そのためにいろいろなチャレンジをしています。各グループは地域との交流をテーマに仕事や余暇活動を工夫し、 各サークルは専門講師の先生方から素敵なアイデアを頂き、地域交流スペース(旧『えづこの家』)ではカフェも始めました。これからも、利用者様の笑顔と可能性を求めて精進していくつもりです。


そして何よりも、『あたりまえと思っていることが、非常に儚く守るべき尊いものである』という事実と真摯に向き合い、『支え、支えられて生きている』ことに深く感謝して歩いていきたいと思います。