2023年1月13日
リハ作業療法(さおり織り)
入所のイベント
作業療法では、さおり織りをされるご利用者がたくさんいらっしゃいます。
今まで織りあがった生地は、作業療法士がミシンでポーチなどの作品に加工をしていました。
しかし、「ウゴキんぐ」という、電気製品をスイッチと連動させる機械を使うことで、
スイッチにてミシンのON/OFFの操作が出来るようになりました。
作業療法の中で作品の制作に参加していただき、「はい、押していてください~!」「はい、ストップ~!」の声掛けに合わせて、
スイッチを押していただいています。スイッチを押している間、針が進むのを見ながら集中して取り組まれています。
生地がその場で作品になるため、織った布が作品になるのが分かりやすく、また達成感も大きいと感じています。
ご利用者も出来上がった作品を職員に紹介する際には、とてもいい表情になられます。
今までは、さおり織りの作品作りの中に職員の手が入っていましたが、現在はすべての工程でご利用者に関わっていただいています。
色を選ぶ方、織る方、ミシンで加工する方、袋詰めをする方、たくさんのご利用者がつながり、作品が出来上がっています。
今後、以前行っていたような作品紹介の会や販売会をご利用者と一緒に企画し、本人の自己表現や達成感につながるよう
支援していきたいと考えています。
今年の干支のうさぎも作品になっています。