施設案内 Facility information

01.施設長あいさつ

 今年度(2024年度)は、「くまもと江津湖療育医療センター」が記念すべき創立30周年を迎えます。

さかのぼること、1994年(平成6年)10月1日に入所定員40名でオープンしました(現在の1病棟)。通園センターも同日に開園しています。設立のきっかけは、重症心身障害児者のご家族から、熊本市に養護学校卒業後の通園の場を作ってほしいとの要望からでした。開設当初の施設名は「江津湖療育園」です。

なぜこのネーミングにしたのかは、篠原千鶴先生(当時志友会理事長)の10周年記念誌「明日に翔ぶ」の寄稿の中に、「施設の所在地の画図町と、江津湖が熊本市民のオアシスとして愛されているので、この施設も重い障害の人達とのオアシスになるようにとの願いを込めて」との一文がありました。また過去の千鶴先生のご挨拶の中で、東北の方言に「えずこ」というのがあり、えずこは「乳児や飯びつを入れるかご」という意味があるとのことです。
正しく当施設が、障がいを持たれた方を優しく受け入れる“かご”の役割を担うことは、とても偶然とは思えないような深いつながりを感じます。改めて‘江津湖’という名称に肝を銘じて、頑張っていきたいと思います。

画像:施設長:木下裕俊
 現在当センターは外来棟も含め4戸の棟にまで拡充、入所定員116名、職員数も非常勤を含め310数名と、創設時と比較すると巨大な施設にまで成長しました。
温故知新という故事成語があります。昔のことをよく調べて学び、そこから現在や将来に役立つような知見を得る、という意味ですが、30年という年月を振り返り、今一つ原点に立ち返って、この施設の存在意義について考えればと思っています。時代も平成から令和に変わり、重症児者医療を取り巻く環境も大きく変化し、今後も変わっていくでしょう。30周年も長い目でみれば一つの通過点に過ぎないかもしれません。しかし、障がいをもたれた方への慈愛の精神というものは、時代が変わっても根底にある普遍的なものと言えるでしょう。
くまもと江津湖療育医療センター 施設長 木下裕俊

えづこ未来プロジェクト

《ビジョン》(夢、志)

【障害のある人が、楽しみ・役割・満足感を持って暮らす社会を目指します 】

《ミッション》(組織の使命)

【障害のある人(子どもから大人まで)と家族が、安心して生活できるようライフステージに沿った支援を提供します】
  1. 地域に根ざした総合的な療育機関を目指します(地域におけるネットワーク作り(下欄参照))
  2. 医療と福祉の人材を育成し、専門性の高い支援を提供します

《バリュー》(職員の価値観、姿勢)

【私たちは、利用者本位の支援をします】
利用者本位:支援者の価値観・価値基準のもとで支援するのではなく、利用者の立場・視点に立って支援すること
  1. 私達は、利用者の尊厳を守り、家族の想いを受け止めます
  2. 私達は、利用者の強みを生かし、社会参加につなげるよう支援します
  3. 私達は、職員間でオープンで正直なコミュニケーションを心がけ、チームとして連携し支援を提供します
画像:「拠点施設」くまもと江津湖療育医療センターは、行政、学校(保育所、他)、
									地域、各療育機関、各種福祉関係、地域のおけるネットワーク作り、病院と交互の支援をおこなっている。

幸せを求めて・・・

 これまで、人生の質(QOL)を高めることが支援の目的であると位置づけてきました。それには、『楽しみ・役割・豊かな人間関係・自分の人生に対する満足感』が重要であると考えてきました。一人ひとりの個性に沿ってこれらを培っていくことが通園センターの役割であると考え、具体的に取り組んできたところです。
一方、障害がある方々の支援の内容については『意思決定支援』や『社会生活支援』という考え方で、ご本人が社会体験の幅を拡げながら、主体的に自分の思いを実現できるためのサポートをしようというムーブメントが巻き起こっています。通園センターでも、これらのキーワードを軸に据えて、地域との交流や地域での体験を増やし、一人ひとりの表現(思い)に向き合い汲み取ることに力を注いでいるところです。
画像:施設長 玉垣希望子
 これらは一見違う次元のようですが、根っこは一つで、どちらも一人ひとりが幸せを求めて生きているということを前提とし、それを支える要素や方法を示しているのだと思います。実は、これらはご利用者やご家族への支援という特別な意味ではなく、誰にでも共通する人生のテーマではないかと思っています。スタッフも地域の方々も皆、障害の有る無しにかかわらず、それぞれのコミュニティーで楽しみや役割をもち、様々な関係性の中で喜怒哀楽を共にしながら、自分らしく生きたいと願っているのではないでしょうか?
 支援者として大事なのは、『自分にとっての幸せとは何かを自覚して、日々を生きているか!?』と『ご利用者も自分と同じように幸せを求めて生きている個人であると心から理解しているか!?』ではないかと、最近つくづく思うのです。そして、これらを根っこに持ちながら、様々なアイデアを駆使してワクワク感のある活動を皆で作っていくのが通園センターでありたいと思っています。私は、『御縁』という言葉が好きです。『支える』ではなく『支え合う』仲間として、通園センターを通して出会う様々な『御縁』に感謝しつつ、また一歩ずつ、それぞれの幸せを求めて皆で進んでいきたいと思います。
くまもと江津湖通園センター 施設長 玉垣希望子

えづこ未来プロジェクト

《ビジョン》(夢、志)

【障害のある人が、楽しみ・役割・満足感を持って暮らす社会を目指します 】

《ミッション》(組織の使命)

【障害のある人(子どもから大人まで)と家族が、安心して生活できるようライフステージに沿った支援を提供します】
  1. 地域に根ざした総合的な療育機関を目指します(地域におけるネットワーク作り(下欄参照))
  2. 医療と福祉の人材を育成し、専門性の高い支援を提供します

《バリュー》(職員の価値観、姿勢)

【私たちは、利用者本位の支援をします】
利用者本位:支援者の価値観・価値基準のもとで支援するのではなく、利用者の立場・視点に立って支援すること
  1. 私達は、利用者の尊厳を守り、家族の想いを受け止めます
  2. 私達は、利用者の強みを生かし、社会参加につなげるよう支援します
  3. 私達は、職員間でオープンで正直なコミュニケーションを心がけ、チームとして連携し支援を提供します

02.施設概要

概要

経営主体 社会福祉法人志友会
理事長 篠原 誠
施設長 木下 裕俊
開設年 平成6年10月1日
敷地面積 19,007㎡
建物面積 8459.02㎡
診療科 内科、小児科
事業の種類
  • ●医療型障害児入所施設・療養介護事業所116床
  • ●短期入所事業所10名(対象:重症心身障害児及び療養介護対象者)
  • ●多機能型事業所(児童発達支援・生活介護・放課後等デイ) 7名(対象:重症心身障害児・者)
  • ●児童発達支援事業所10名(対象:幼児)
  • ●居宅訪問型児童発達支援事業所(対象:幼児)
  • ●日中一時支援事業所2名(対象:重症心身障害児及び療養介護対象者)※短期入所事業10名に含める
  • ●相談支援事業所(特定・児童)

職員構成表(令和5年4月1日現在)

くまもと江津湖療育医療センター
医療型障害児入所施設 療育介護事業所

職種 常勤 非常勤
医師 8 2
薬剤師 3 -
薬局助手 - 1
臨床検査技師 1 -
放射線技師 - 1
臨床心理士 1 -
理学療法士 10 1
作業療法士 3 3
言語聴覚士 4 3
リハビリテーション助手 - 1
歯科衛生士 - 2
衛生管理者 1 -
地域連携教育センター 2 -
サービス管理責任者兼
児童発達支援管理責任者
3 -
事務員(病棟等クラーク含) 21 7
看護師 64 4
准看護師 12 1
児童指導員 4 -
療育員 13 -
保育士 11 -
介護員 16 6
管理栄養士 4 -
調理師 10 1
清掃・サプライ・洗濯 - 30
支援学校看護師 - 8
合計 191 71

くまもと江津湖通園センター 生活介護事業所

職種 常勤 非常勤
事業長 1 -
看護師 2 1
生活支援主任 1 -
生活支援員 11 5
合計 15 6

えづこランド 多機能型事業所

職種 常勤 非常勤
サービス管理責任者
児童発達支援管理責任者
1 -
看護師 3 1
児童指導員 1 -
保育士 2 -
理学療法士 1 -
合計 8 1

えづこホットクラブ 児童発達支援事業所

職種 常勤 非常勤
保育士 3 2
合計 3 2

えづこ相談支援センター 相談支援事業所

職種 常勤 非常勤
えづこ相談支援センター主任
(相談支援専門員)
1 -
相談支援専門員 3 -
合計 4 -

03.フロア案内