通園センターについて
通園センターの仲間は、個人個人の能力を最大限にいかしながら様々な活動をしています。
くまもと江津湖通園センターは、平成6年に知的障害者通所厚生施設として開設し、平成23年4月から、指定生活介護事業所 として運営しています。重症心身障害や知的障害のある青年の方々が自宅から通って日中活動をする場です。グループ活動や個別活動を通して、 一人ひとりが可能性を広げ楽しみや生きがいをもって生活していくことをめざしています。
定員 | 通所34名 |
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対象 | 15歳以上の在宅の知的障害者及び重複障害者 |
職員 |
事業長 1名(サービス管理責任者) 生活支援主任 1名 事務員 1名 看護師 2名(常勤) 1名(非常勤) 生活支援員 10名(常勤)9名(非常勤) |
通園センターの1日
通園センターのある1日

「おはようございます。」
元気な挨拶で、今日も一日頑張りまーす。

みんなが集まったら朝の会です。
テーマソング「はばたけ!」を唱って、勢いをつけます。
同時に一人ひとりの体調を把握します。活動への意欲と備え、そして気分を作り出す大事な場です。

月~木の午前はグループ活動です。5つのグループに分かれ、各々「仕事・社会生活支援活動」に励んでいます。一人ひとりができることを活かし、 役割をもって参加しています。金曜日はレクリエーションと社会体験活動です。これらを通じて積極的に地域の方々との交流の機会をもつよう に工夫しています

待ってました昼食の時間!たくさん食べて午後からのパワーを充電中です。午後の活動頑張りまーす!
昼食の時間は、楽しい時間でもあり、大切な摂食練習の時間でもあります。食事形態は適当か?姿勢はどうか?スプーンや食器は使い易いものになっているか? 一人ひとりにとって安全に確実に食べられる方法を検討しています。
また、食事は1対1の密接なコミュニケーションの場でもあります。

皆さんしばらく休憩です。横になりリラックスする人、音楽を楽しむ人、野球をする人etc…。フリータイムは自分の時間。やりたいことをエンジョイします。

午後はサークル活動とえづこファクトリー(作業活動)と運動プログラム、リハビリや個別活動に分かれます。金曜日はレクリエーションを選んで参加する「選択活動」です。
サークル活動では、専門スタッフの協力を得ながら内容を充実させています。
えづこファクトリーでは利用者の皆さんの自立や社会参加、興味や楽しみの模索をテーマに様々な作業を行っています。

今日も一日楽しく頑張りました!
帰りの会では、今日の頑張り等を振り返り、明日の予定を確認します。最後にみんなで帰りの歌を唱って踊ったら、「みなさん、さようならー!」

帰りの会が終わったら、みんな笑顔で帰ります。
「明日も楽しく頑張ります。バイバーイ!」






活動紹介
グループ活動
クローバーグループ
クッキー製造販売活動
手作りクッキーをメインに活動しています。メンバー一人ひとりがそれぞれに役割をもち、材料の買い出しから生地づくり、焼き、袋詰め、販売までを一貫して行っている、みんなが主役のグループです。
スマイルグループ
新聞制作活動、バスボム、缶バッジ
壁新聞「さんぽみち」を作り、地域と施設の情報を発信しています。地域に出かけ人々と触れ合い、施設の情報も発信し繋がっていく架け橋になりたいと思って活動してきました。しかし、コロナ禍で地域の方と直接お会いしての取材ができなくなりました。そこで、オンライン取材に取り組み、外出できなくても外の世界と繋がるツールとして活用しています。まら、バスボムと缶バッジも作って販売しています。
ヴィーナスグループ
牛乳パックリサイクル活動
牛乳パックのリサイクル活動をしています。ご家庭で不要になった牛乳パックを回収し、洗浄、整理し地域のリサイクル機関に届けています。たくさんの地域の方々に協力を頂きながら、身近な環境問題に取り組み社会貢献に努めています。
銀河グループ
つむぎ糸、アクセサリー、エコバッグ製造販売活動
『つむぎ糸』つくりをメインに、エコバッグやおしゃれ雑貨をつくっています。それぞれの持ち味をいかして、みんなで丁寧につくった小物たち。アート系クラフトのお店『UMU』にも出品しています。
わっしょいグループ
エコキャップ運動
ペットボトルのキャップを集めて、貧困に苦しむ世界の子どもたちの支援活動に取り組んでいます。(回収したキャップを国際支援団体に寄付し、ワクチン、栄養給食、図書として届けるという活動です)施設内や地域の方に協力を呼びかけ、キャップの回収に伺い、洗浄、選別、袋詰めなどの作業をし、寄付しています。
サークル活動
Ecoサークル
ハーブを使った園芸活動
ハーブや野菜を栽培しながら、ハーブの小物つくりや調理を楽しんでいます。月2回ハーブ・アロマの先生に来ていただき、収穫したハーブや野菜の活用方法のアイデアをもらいながら楽しく活動しています。
いきいきサークル
ダンス、運動
好きな曲にあわせて体を動かして楽しむ元気いっぱいのダンスサークルです。跳んだり、体を揺らしたり、振りをして見たり・・・それぞれの表現でダンスを楽しんでいます。月2回はダンスの先生のリードにあわせて新しい振り付けにチャレンジしています。
E-Artサークル
絵画造形
ダンボールを利用した額縁作りやポップアート、様々な画材に絵を描くなど思い思いに『表現』活動を楽しんでいます。月2回絵画造形の先生に来ていただき、アイデアいっぱいの個性豊かな作品が生まれています。
SMEPサークル
音楽療法、ドラムセッション
音楽を通してレクリェーションを楽しんでいます。様々なジャンルの曲を聴いたり、演奏したり、ダンスを踊ったり色々なことにチャレンジしています。月1回熊本ドラムサークルの先生方とドラムを使った表現活動を行なったり、 月1回音楽療法の先生によるセッションを行なっています。
えづこファクトリー(作業活動)
一人一人の力を生かしたものづくり…和紙製張り子のミニトレイ、かわいいビーズ小物やアクセサリー、タイルモザイクのコースター等々…個性あふれる一点物の雑貨達… イベントバザーや市内事業所合同のアート展等で販売しています。
HANA CAFE (カフェ活動)(火・木)
地域の皆さまと、ご利用者やご家族が自然な形で交流できる場を作りたくて誕生したカフェです。とびっきりの笑顔でカフェスタッフがおもてなしをしています。 この地域のオアシスになるのが夢です!!気軽にお立ち寄りください♡
- 【活動日】 毎週火・木 10:30~15:00
- 【場所】えづこスマイルキッズ(事業所内保育所 1 階 地域交流スペース)
- 【メニュー】コーヒー、紅茶、ジュース(すべて無料です。)

様々な社会体験活動
誕生者外出活動(カラオケ、カフェ等)
誕生日月に、カラオケボックスかカフェでのお茶会に外出しています。どちらにするかは、ご利用者が選んで決めています。街中でのわくわく体験です。
社会体験活動(ドライブ、買い物等)
通称「らくらく」活動 毎週金曜日に、班ごとにドライブやスィーツ買い物やショッピングモールでの買い物に出かけています。社会体験の幅を広げるなかで、好きな物・楽しいことを発見したり、様々なルールを学ぶ場となっています。
選択園外活動(1日旅行)
3つのコースから選んでもらって日帰り旅行に出かけます。少人数ならではの小回りの利いた旅行です。自動車だけでなく新幹線や観光列車、フェリーや川下りなど様々な体験が盛り込まれたコースです。みんなの飛び切りの笑顔がはじけます♡
※コロナ感染状況により内容を変更して実施しています。
年間行事
5月
選択園外活動

8月
~みんなをつなぐ~6つ星アート展 (in宇土シティ)

9月
秋まつり

10月
HANA CAFEありがとうフェア
一日中、地域の子どもたちや住民の皆さまが来てくださりにぎわいます!

11月
グループ忘年会

12月
クリスマス会

1月
成人式

2月
春はあけぼの展

3月

春のバザール(作品展示即売会)

グループ打ち上げ会
生活リハビリテーション
理学療法士が個別に全身の関節の動きや運動時間・脈拍数などの計測を行ったり、運動の行い方について評価を行い、その結果をもとに一人ひとりの可能性を伸ばしたり、マイナス変化を予防するための生活動作プログラムや運動プログラムを計画します。そして全職員が活動中や運動の時間にプログラムを実施し、運動機能の維持・拡大に努めています。ご利用者自身が運動に興味を持つことができ、楽しみながら行えるように工夫することが継続する時に最も大切だと感じています。
地域との交流
●音楽を通しての交流(ボランティア)
琴コンサート、山鹿灯籠踊り訪問、多々良さんコンサート、ピアノとフルートコンサート、童謡コンサート等を開催していただき、地域の方々とご利用者との交流の場になっています。
日中一時支援
日中一時支援(日帰り)について
在宅の知的障害者(15歳以上)を対象に、日帰りでの日中一時支援サービスを利用することができます。
サービスの利用にあたっては、お住まいの市区町村にて日中一時支援の支給決定を受けた後、通園センターと利用契約を結びます。
なお、事前に協力医療機関くまもと江津湖療育医療センターの外来受診をお願いいたします。
一日利用定員 | 1名 |
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営業日 |
月曜日~金曜日 併設くまもと江津湖療育医療センター開園日 ただし、全体園外活動実施日を除きます。 |
営業時間 | 原則として9時30分~17時30分まで |
ご利用にあたって
ご利用開始までの流れ
見学および面談
市区町村役場へ
生活介護利用(支給)申請
障害支援区分認定
相談支援事業所に
サービス等利用計画案の作成を依頼
利用(支給)決定
(障害福祉サービス受給者証に記載)
利用契約の締結
サービス利用開始
利用料金について
障害者総合支援法に基づいて、障害福祉サービス受給者証に 記載された利用者負担上限月額を越える金額の負担はありません。 ただし、昼食代及び日常生活に係る費用等は別途実費負担となります。
▼見学や面談のお申込み・ご相談先