この時季においしい そらまめ
今の季節、子ども達が見て触って味わって楽しめる旬の食材に「そらまめ」があります。
そらまめは、初夏が旬の時期で4月~6月にかけて美味しく食べられます。
さやが空に向かって実ることから「そらまめ」と名付けられたそうです。
そのさやを開けると、中は白いフワフワでクッションのようになっています。
ふっくらした可愛らしい形と感触が魅力のそらまめは、なかやみわさん著の絵本「そらまめくん」シリーズのモチーフになるほど。
そらまめくんが、ふわふわのベッドで眠っている姿はとても愛らしく癒されます。
この絵本のおかげで、野菜が嫌いな子供たちにとって、とても身近な食材になっています。
「一緒に作ってみませんか ※そらまめのペースト」
・そらまめ 150g(薄皮のついた豆の量)
・味噌 小さじ1
・粉チーズ 10g
・レモンの搾り汁 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・ゆで汁 適量(お好みの硬さに調整してください)
まずは下ごしらえから。
そらまめのさやをむきましょう。結構力がいりますので、大人が少しつぶしてあげましょう。
綺麗に割れなくても大丈夫。折ってから開いてもいいですね。
フワフワのベッドの中にそらまめが入ってます。触って感触を楽しみましょう。
実際に手で触って、さやの中にそらまめが入っていることがわかると、子ども達は夢中になって次々とさやをむいてくれます。
大きな豆を嬉しそうに見せてくれたり、目を輝かせ初めての体験を楽しんでくれます。
次は、そらまめを料理していきましょう。
1.そらまめをさやから外し、熱湯で3分茹でる。さらに薄皮をむく。
2.フライパンにオリーブオイルと味噌とそらまめを入れて少し炒める。
3.ボウルに取り出し、マッシャーかフォークで豆を潰して、そこにレモンと粉チーズ、ゆで汁を混ぜる。
(豆を潰す作業をお子さんに手伝ってもらいましょう。)
4.お好みでパスタにからめたり、パンに乗せても美味しい。
※味噌の代わりに、バター、にんにく、アンチョビを入れるとグッと大人向けの味になります。
旬の食材を囲んで家族が楽しみ、味わうという日常がきっと素敵な思い出になることでしょう。
ぜひ、やってみてくださいね。