2023年7月14日
リハ理学療法(座位活動)
入所のイベント
理学療法では、身体機能や体力の維持を目的に、座位活動に取り組まれるご利用者がたくさんいらっしゃいます。
「自分で座ることは出来るが、活動しにくい」「活動を行おうとすると姿勢が崩れてしまう」といった
ご利用者それぞれの課題に対して、理学療法士が後方からしっかりと支えたり、クッションやタオル等の物品を用いてサポートしてきました。
居室に移乗用のリフトが設置されたことで、リハビリのサポートとしても活用しています。
リフトで体の重さを適度に支える事で、ご自身の力で体幹や頭を持ち上げる事が容易になっています。
そして前方から理学療法士が関わることが可能になり、ご利用者が自身の足の裏で身体を支えるサポートや
対面での目線を合わせた関わりなどが出来るようになりました。
今までは、全身の力を使って一生懸命演奏されていたツリーチャイムも、体の力を抜き笑顔で演奏することが出来るようになりました。
そのおかげで、今までよりも長く演奏することが出来たり、近くにいる職員の反応や声掛けを感じられる余裕も出てこられたりと、
満足感・達成感も大きくなっていると感じています。
そして、職員に「凄いですね」「きれいな音ですね」「頑張っていますね!」等の声をかけてもらい、にっこりと嬉しそうな笑顔を見せ、
よりやる気に満ち溢れている様子も見られています。
今後もご利用者おひとりおひとりの能力にあった方法で活動を行い、運動機能の維持や満足感・達成感に繋がるよう支援していきたいと考えています。