9月 病棟の様子《えづこフェスティバル2021》
9月18日(土)
「えづこフェスティバル2021」を開催しました。
例年行っておりました運動会にかわり、昨年より文化祭を行っております。
アート作品の制作と、少し早めのハロウィンパーティーも兼ねて楽しいひとときとなりました。
昨年に引き続き新型コロナウィルス感染防止のため、ご利用者と職員で各病棟ごとに実施しました。
今年は「夢の国」をテーマに、ご利用者が主人公になって仮装や制作を楽しまれた様子をご覧ください。
《1病棟》はご利用者に喜んでいただこうと、心を込めて作ったキャラクターがたくさん飾ってありました。
まさに「夢の国」です。見慣れたキャラクターの中心に、見覚えのある・・・キャラクター?
・・・ん?と二度見して考えました。施設長のお顔!職員のえづこ愛を感じます。
レッドカーペットを引いて豪華な仮装の撮影コーナーでは、ドレスやタキシード、メイド服や王様の衣装など
好きな衣装を選んで写真を撮りました。皆さんよくお似合いで、とても素敵でした。
化学の実験コーナーでは、液体を混ぜて起きる不思議な現象に、目を丸くして見つめるご利用者。
コップやペットボトルに入っていたけれど、残念ながら飲み物ではありません・・・。
こちらは味覚コーナーです。お菓子や飲み物を選んでゆっくりと過ごされていました。やっぱりおやつは最高です。
制作コーナーではご家族にプレゼントするフォトフレームを作りました。
好きなシールやかわいいマスキングテープを使って、デコレーションします。
世界にひとつだけのフォトフレームが出来上がりました。
《2病棟》では折り紙で折った季節感のある飾りが、いつも素敵に飾られています。
ひとつひとつ丁寧に折られていて、手作りの温かさが伝わり見るたびに癒されています。
今回はたくさんのキャラクターで、廊下は華やかに飾られていました。
仮装の撮影コーナーではドレスや魔女の衣装を選びカメラの前に。
ドレスの裾を直したり、車椅子の角度を変えたり、写真におさめるまで大忙しです。
職員の呼びかけにご利用者の笑顔がたくさんみられました。
スヌーズレンのコーナーです。お部屋に入ると別世界。光と映像で不思議な世界が広がり、みなさんゆったりとした時間を過ごされました。
味覚コーナーではアイスと飲み物を選んでいただき、密を避けるため、それぞれのお部屋でゆっくりと召し上がりました。
桃サイダーの味に、いつもよりよく口を動かされるご利用者。とても気に入られたようでした。
制作コーナーではご家族の顔を思い浮かべながら、折り紙を選んだり、貼る場所を職員と考えながら楽しく過ごしました。
《3病棟》はハロウィンの雰囲気です。イベントごとに各病棟趣向を凝らし、毎回素敵な雰囲気づくりが楽しみです。
ご利用者に楽しんでいただくのは勿論ですが、コロナ禍で制限の多い毎日を発散するように職員も
イベントに楽しんで参加しているように感じます。
仮装の撮影コーナーは可愛い風船に囲まれて、明るく楽しい雰囲気です。
カボチャや魔女の衣装や小物を選び「ハイポーズ!」職員も一緒に楽しみました。
暗幕ドキドキコーナーは不思議な空間です。暗いのが苦手なご利用者は速足で通り抜けていらっしゃいましたよ。
わたがしの機械がお部屋を廻りました。カラフルなザラメから、かわいい色のわたがしが出てくると歓声があがりました。
作ることにも挑戦です。くるくるとわたがしを巻き取ると、上手に丸く出来上がりました。
制作コーナーでは、素敵なフォトフレームがたくさんできあがりました。喜ばれるご家族の顔が目に浮かびますね。
非日常を作ることはストレス解消になると言われています。
今回ご利用者には「夢の国」の主人公になり、非日常を体験し開放感を味わっていただきました。
仮装の撮影コーナーでは、「わあ〜かっこいい!」「素敵!」「似合ってるよ!」など職員から歓声があがり
ご利用者も満面の笑みで応えていらっしゃいました。
先の見えない状況が長く続き、制限の多い毎日に疲れを感じてしまうこともあります。
長いトンネルの先の見えない光を目指しているような感覚です。
真っ暗なトンネルの中だからこそ、みんなで手を取り合って励まし合い進んでいます。
職員の元気の源である笑顔のご利用者に感謝し、心を一つにしてこれからも進んでいきたいと思います。