くまもと江津湖通園センターのHANA CAFÉは、地域との交流の場所としてカフェ活動だけでなく、

近隣小学校との企画等も行ってきました。

しかし、コロナ禍で地域との交流は2年間行うことができませんでした。

ご利用者からも「地域のお客さんに来てほしい」職員も「交流を再開したい」との思いを実現するために、

小・中学生を対象に勉強をする場所として、夏休み限定で「EZUKO STUDY SPEACE」を開催しました。

開催にあたり近隣の小学校、中学校の協力を得て宣伝していただきました。

コロナ感染の第7波で感染者が増加している時期であったため、三密を避け使用容器もテイクアウト用に変更し

感染対策に細心の配慮を行い実施しました。ご利用者は普段から手洗い、消毒、マスク着用、新たにフェイスシールド着用の練習行い、

強みを活かした役割の注文取り、飲み物準備、配膳等行いました。コミュニケーションを行う際は、十分な距離を保ちました。

今回は勉強する場所の提供でしたので、小学生も集中して勉強され友達、家族同士必要以上の会話をすることなく静かな雰囲気でした。

3年ぶりの地域の方との交流でしたが、カフェスタッフは自分の役割を緊張しながらも行っていました。

役割をやり遂げたご利用者の笑顔には自信と充実感を感じました。この成功体験が、活動へのモチベーションアップとなり、

意思表出、自己決定へと繋がると感じています。

子ども達や子育て世代が気兼ねなく集える場のニーズがあることがわかったので、今後も充実した地域交流を目指して

地域のHANA CAFÉとして再始動したいと思います。