感覚遊びは、素材の特徴を知り想像力を膨らませたり、夢中で感覚を楽しむことにより集中力を高めたり、

触り方や扱い方に注意する中で思考力を高めるなど、手足の皮膚から感じる触覚は、子どもの発達に大きな影響を与えます。

この日はいろいろな感触を楽しめる片栗粉を用意しました。先生の説明に子どもたちは興味深々です。

片栗粉を配る前に、おしぼりの準備をしました。

タオルを水に濡らして、ギューッと硬く絞ります。先生に教えてもらいながら、上手にできました。

ビニール袋の結び目を自分でほどき、ボウルに片栗粉を入れます。

スプーンでサラサラの感触を楽しんた後は、計量スプーンいっぱいのお水をすくい、こぼさないように集中して取り組みました。

スプーンでよくまぜるとトロトロに変化していきました。スプーンを置いて直接手でも触ってみましたよ。

手からこぼれ落ちる感触や、手の中でぎゅっと固めてもすぐに崩れてしまう不思議な感触を楽しみました。

次は赤・青・黄色の食紅をいれて楽しみました。何色を入れたいか先生に伝え混ぜていくと「レモンみたい！」「いちごみるくだ～！」と大喜び。

もう1色好きな色を追加してもらい、赤に青を追加したお友だちは「紫になった～♪」と目を輝かせていました。

最後にパン粉を入れてまとまりやすくし、ビニール袋にいれてお家に持って帰れるようにしました。

最後はたくさん手に付いた片栗粉を丁寧に洗い流しました。短い時間にシンプルな材料でいろいろな変化を体験し、楽しい活動になりました。